カフェ大国『ベトナム ホーチミン』最新お洒落スポットとカフェを巡る2泊3日

ホーチミンへの往路フライトはベトナム航空(ANAコードシェア便)の直行便で約6時間。
時差はベトナムの方が2時間早いため、朝出発してお昼過ぎには現地到着！
この時期は日も長いので着いてからも充分街歩きできます。
入国手続きはコロナ前と全く変わらずとてもスムーズでした。

移動手段は、東南アジア版UberのGrabアプリをダウンロードしておくと便利。
行き先を指定するだけで事前に料金が分かり、支払いも登録したクレジットでできるのでドライバーとのやり取りをしなくても済みます。
カードの登録には現地の電話番号が必要なため、電話番号ありのSIMカードを空港で購入しました。

空港からGrabで中心部に移動し、ホテルにチェックイン。
今回はホーチミンのホテルをリサーチしている時に一目惚れした【The Myst Dongkhoi】に滞在します。

外資系ラグジュアリーから、一泊2000円程度で泊まれるリーズナブルなブティックホテルまで、ホーチミンにはホテルがたくさん。
The Mystはデザインの随所にベトナムの伝統的な雰囲気がありながらも、洗練されたラグジュアリー感も感じられる素敵なホテルでした。

観光の中心、ドンコイ通りからすぐで立地もパーフェクト！
グリーンがはみ出ている特徴的な外観が目印です。

ウェルカムフルーツを頂きながら、しばしのんびり。
東南アジアらしく、パッションフルーツやライチが盛り合わせてありました。

お部屋は天井が高く、壁がアーチ状に。
そしてさり気なくクッションに使われていたのはベトナムの伝統衣装、アオザイの生地。
色壁とクッションの鮮やかなブルーが、お部屋の濃い木材の色が合わさってとても素敵でした。

ホテルにチェックインした後は、PCR検査を受けにホーチミン市内の病院へ。

2022年7月末時点では日本帰国時に陰性証明書が必要でした。
帰国の72時間前までのPCRなので、３日間の弾丸旅行の今回は、着いた日に帰国用PCRを受けることにしました。

DYM Medical Center Vietnamは日系の病院。
PCR予約はなんと前もって日本語でLINEから出来ました。
現地病院よりは料金が高いですが、日本人スタッフさんがいることもあり安心を選びました。
立地もインターコンチネンタルホテルの隣にあるM Plaza内の地下にあり、観光の合間に受けられます。
クレジットで払い、検査自体は５分もかからずにすぐ終了。
結果は翌日お昼に紙を取りに来ます。

夕方からGrabで向かったのは2区タオディエン。
ドンコイ通りのある1区からは車で15分ほどで、外国人が多く居住し、カフェや洗練されたレストランも多いお洒落なエリアです。

定番の観光を一通り済ませたら、ぜひ訪れたい最旬スポット。

ベトナムらしいお土産探しにも◎
カラフルな陶磁器の食器や、ベトナムの定番プラカゴもありました。
プラカゴはリーズナブルな上、インテリアとしても使えるのでお気に入りの柄を見つけたらお土産にするのもオススメ。

サンセットに合わせて訪れたのは、【The Deck Saigon】
サイゴン川沿いにあるレストランです。
少し奥まったところに位置しているのでGrabでお店の前まで行ってもらいました。
緑たくさんの道を抜けると、広い空間の手前にバーがあります。

アペリティフに、キリッと冷えた白ワインとサーモンのセビーチェを。
途中から曇ってしまったのが残念でしたが、夕暮れのマジックアワーのサイゴン川は本当に美しくて、うっとり。

人気のレストランなので週末の夜は予約がベターです。
予約なしで木曜の17時頃に訪れましたが、川沿いの席はほぼ埋まっていました。

テーブルにピンクの蓮の花が置いてあったのがベトナムらしくて可愛かったです。

暑いけれど川沿いで風もあるので、景色を眺めながらオープンテラスで食事するのは最高でした。
大人数の席も用意できるので、現地に住んでいたら結婚パーティーなどで使いたい！

オーダー：サーモンセビーチェ185,000VND(約1050円)、白ワイングラス180,000VND(約1020円)＋税サービス等　トータル408,800VND(約2320円)

タオディエンを少し歩き、現地在住の方もオススメする人気店、【Hue Corner】で夜ご飯。

フーティウという汁なし麺をチョイス。
ブンという米粉の麺に甘辛のタレが絡みプリプリの海老が美味しくてオススメです。
ベトナム料理はヘルシーで味付けも日本人好みで食べやすい！
香草をたっぷり入れて、ライムをキリッと絞って頂きます。

オーダー：海老のフーティウ85,000VND(約495円)

ホテルに戻り、ゆっくりお風呂に入って。
たくさん歩いた足をマッサージしたり、たっぷり紫外線を浴びてしまったお肌もスキンケアで労ります。

2日目は朝からカフェホッピング。

特徴的な色壁の外観のカフェは【Paper & I】
3階建の建物にはそれぞれカフェやレストランが入っていて、１階も同じ名前のカフェですがオーダーやお会計は各階で。

レンガの壁や木のテーブルセット、イエローのソファなど
インテリアがとても可愛くてまるで欧米に来ているかのよう。
オープン後すぐに入店したので誰もいなくて、ゆっくり写真撮影や空間を楽しみました。
Wi-FiもあるのでPC作業をしている方も多かったです。

ベトナムは湿度があるので歩くと汗だく。
さっぱりしたものが飲みたくて、Earlgray Rose Teaをオーダーしました。
冷たくて甘酸っぱいフレーバーティーが美味しくて、上にはゼリーがのっていて見た目も可愛かったです。
サクサクのクロワッサンと一緒に。

道路の向かいは統一会堂があり、敷地内は公園のように木が生い茂っています。
外はバイクの騒音があるのに中に入るととても静かで、窓からは緑が見えて、まさに都会のオアシスのようなカフェ。
午前中にのんびり涼みにくるのがオススメです。

オーダー：クロワッサン40,000VND(約230円)、ローズティー85,000VND(約480円)

続いて向かったのは、【SOKO Cafe Bake & Brunch】。
外観も内装も、淡いピンク×黒の洗練されたインテリア。
まるで韓国カフェのような可愛さは女子ウケ間違いなしです。

人数によって案内される階が違うようで、オーダーは各階・お会計は1階で。
1階のショーケースの中には見た目も華やかなベーカリーがたくさん！

アールグレイのブリオッシュドーナツは少し温めてくれました。
ふわふわの生地の中にさっぱりしたクリームが入っていて、見た目よりも重くなく美味しいです。
苦いベトナムコーヒーとの相性抜群！

大理石のテーブルもベロアのチェアもとっても可愛くて、女子力が上がりそうな店内です。
窓側のカウンターはおひとり様でゆっくりするのも良いかも。
ベーカリーだけでなくエッグベネディクトやロブスターロールなどもあり、
店名の通りブランチやお昼の利用もおすすめです。

オーダー：ブリオッシュドーナツ アールグレイ90,000VND(約520円)、ベトナムミルクコーヒー75,000VND(約430円)

現地コスメチェックも旅の楽しみ。
ベトナムのスパ【L'Apothiquaire】のお店に行ってみました。

ラポティケアは1区と3区にあり、3区は一軒家ヴィラになっていて半日スパなど贅沢なトリートメントメニューを受けることができます。
今回は移動距離も考えて、観光の中心1区ドンコイ通りにある店舗に。

スパだけじゃなくオリジナルのスキンケアや石鹸、セレクトした香水やボディケアがたくさんあります。

旅先ではいつもボディケアや石鹸など、香りの良いものを自分へのお土産にしたくなります。
今回も可愛いパッケージに惹かれて、石鹸とハンドクリームを。

石鹸はオリーブ、ローズ、ジャスミンと3種類あり、パッケージがそれぞれ違うので好みのものを選びました。
バラまき土産にするほどお安くはないですが、3つ購入すると箱に入れてくれるので、ちょっとしたプレゼントにも良いかも。
ハンドクリームはイタリアブランドでしたが、香りが良かったので一緒に購入しました。
時間があれば3区の半日スパもぜひ受けてみたい！

ソープ各264,000VND(約1540円)　、ハンドクリーム640,000VND(約3700円)

【本スポットはクローズしている可能性があります】

隠れ家のような路地裏カフェは【Danshari Coffee】。
ナチュラルなインテリアと気さくな接客もあり、朝から地元の人が訪れる居心地の良いカフェです。

シーズナルドリンクだったタンジェリンラテを。
タンジェリンとはマンダリンオレンジのことで、たっぷりのミルクに甘酸っぱい果肉が入っていました。

Wi-Fiもあり、PC作業をしている方も多かったです。
お休みの日の朝や仕事に行く前など、日常使いでふらっと寄りたいカフェでした。

オーダー：タンジェリンラテ95,000VND(約550円)

たくさん歩いたので午後はホテルで少しゆっくり。
The Mystには全室シャワーだけでなくバスルームがついています。
これもこのホテルに決めたポイント。

外のスペースにはバスタブとロッキングチェアと観葉植物が。
石造りの広いバスタブには、ジャグジーもついていて疲れをしっかり癒すことができます。
部屋によって外が見えるところもありますが、そちらには目隠しのシェードがついています。
バスソルトを入れて、昼からぬるめのお湯に浸かり、のんびり。

旅行中は時差や環境の変化で思っている以上に疲れてしまうので、なるべくバスタブがあるホテルを選んで、お風呂に浸かりゆっくりリセットすることを心がけています。

夕方からはマッサージに。
ホーチミンでのおすすめは以下3つ！有名ですが間違いないです。

miu miu spa
日本人街と言われるレタントン通りにあり、ホーチミンに数店舗ある人気店。
ボディマッサージは事前に部位の強弱を紙に書いてリクエストできます。
2人並んで同時施術も時間によってはOK、予約はHPからできます。
施術後にシャーベットが出てくるのが嬉しい！

住所：2B Chu Manh Trinh, Bên Nghe, Quan1
営業時間：9:30-23:00 カード可
シグネチャーボディマッサージ60分 450,000VND(約2600円)

Temple leaf spa
予約はHPから平日のみ受付、土日は来店して空いていればOK。
フットのみでもプラス料金でシャワーをつけられるので、帰りが深夜フライトの時は空港に行く前に寄るのもオススメ。

住所：74/1a Hai Ba Trung, Ben Nghe, Quan1
営業時間：10:00-23:30　カード可
フットマッサージ(＋シャワー)60分 400,000VND(約2340円）

建之家
香港式マッサージのお店。高島屋の横にあり観光の合間にふらっと寄ることができます。
フットマッサージなのに後半は肩や背中までほぐしてくれて満足度高いです。

住所：44 Ton That Thiep, Ben Nghe, Quan1
営業時間：10:30-0:00 ※カード不可
フットマッサージ70分 300,000VND(約1750円)

The Mystでの朝食は、天井が高くテラス席もある開放的なレストランで。

ブッフェ形式でメインをオーダーします。
オムレツなどの定番朝ごはんもありましたが、ベトナムらしく大好きなフォーボー(牛肉のフォー)を。
ベトナムでは朝食にフォーを食べることが多いそうで、あっさりしているので朝から食べても重くありません。
ブッフェにも生春巻きなどのベトナム料理がたくさんでした。

The Mystは廊下や部屋の壁など、色に溢れていて可愛かった！
鮮やかな色壁なのに、うるさくなくて、むしろ組み合わせがとてもお洒落。
インテリアのベースが落ち着いたブラウンの木材だからか、とっても色が映えます。

午前中、プールに向かうまでのホテル内も可愛い色がたくさんで、ついついシャッターを切りたくなります。

The Mystのプールはレストランから階段を上がり最上階に。
周りには建物がありますが緑がたくさんで開放感がありました。

プールのオープン時間10時に合わせて行ったら、植木業者さんが入っていてまさかのデッキに入れなかったです笑
ですが、屋根のあるスペースにも寝転がれるチェアがあり、少し泳いだらゴロゴロすることも。
プールにはバーも併設しているのでドリンクを頼むことができます。
プールの上の階はジムになっていたので、体を動かした後、プールサイドで休むのが最高！

Grabでホーチミン1区の北側、新都心エリア ビンタイン区に来ました。
このエリアには高層ビルやタワーマンションが立ち並び、都会的なベトナムを見ることができます。

目的地はLandmark81という商業施設に入っているホテルラウンジ。
Vinpearl Luxury Hotelのエントランスからエレベーターに乗り高層階へ向かいます。
同じ建物の隣の入り口はホテルではなくレジデンスになっているのでお間違いなく。
48階のホテルロビーで別のエレベーターに乗り換えます。

75階-76階にある【Blank Lounge】。
ホーチミンとサイゴン川を見下ろす、高層階カフェです。

外の景色と吹き抜けの空間はとても開放感があります。
無機質なコンクリートに剥き出しの配管、インテリアもお洒落で、ベトナムのイメージが変わる洗練された雰囲気です。

テラス席もあるので、カフェだけでなく夕方のマジックアワーに乾杯するのも素敵！
Landmark81には有料の展望フロアがありますが、景色を見ながらお茶できるのでこちらがおすすめ。

階段を登った上のフロアはソファ席が多く空いていました。
ホテルラウンジとは思えない開放的な空間！
ちなみにお手洗いもお洒落でした。

洗練されたインテリアはまさに写真映えスポット。
ホーチミンの定番観光を見尽くしたらぜひ訪れて欲しい注目カフェです。

オーダー：ティラミスラテ170000VND(約990円)+税サービス＝192000VND(約1100円)

Grabでまたタオディエンに移動し、人気店【Quan Bùi Garden】でランチ。

色壁やカゴの照明がオリエンタルで内装が素敵でした！
緑たくさんのテラス席もあります。

オーダーしたのは、大好きな海老の生春巻きとベトナム風お好み焼きバインセオ。
生春巻きはヌクマムや醤油、濃厚なピーナッツのタレなど、自分好みにタレをつけて頂きます。
一つが量があるのでシェアするのもおすすめ。
香草がたくさんついてくるのでヘルシーなところもベトナム料理の魅力です。

オーダー：生春巻き89,000VND(約520円)、バインセオ149,000VND(約870円)、ライムジュース50,000VND(約290円)

タオディエンの中心部にある、人気の雑貨店【Vesta Lifestyle & Gifts】。
ピンクの壁のカラフルな外観が目印です。

2階建のお店に可愛い雑貨やアクセサリー、コスメなどがたくさん！
ベトナムらしい色使いや素材の雑貨からお洒落なコスメまで種類豊富なので、お土産探しにぴったりなお店です。

1階奥はカフェになっていてブラウニーなどがありました。
2階は服やバッグなどがあり、お馴染みのベトナム土産プラカゴも可愛いデザインが。

なかでもキャンドルが充実していて、パッケージの可愛いキャンドルがたくさん！
香りものが好きなので迷いましたが、重いので今回は断念。

SAIGON ELIXIRというフレグランスブランドの小さいパフュームオイルを購入しました。
30種類ほどある香りの中から自分好みのものを。
ゴールドのパッケージも高級感があるので、自分用はもちろん友人へのお土産にもおすすめ。

パフュームオイル350,000VND(約2040円)

ベトナムでお洒落な若者に人気のスペシャリティコーヒーのお店【rang rang coffee】。
ホーチミン市内に３店舗あり、1区にもさらに建設中の店舗があったので、今勢いのあるお店です。

私が訪れたのは2区タオディエンの店舗。
無機質なシルバーと白のインテリアの店内は、シンプルながらセンスとこだわりを感じます。

オーダーしたアイスのベトナムミルクコーヒーは、つぶした紙コップ風の陶器カップで可愛い！
お水もボトルでくるところがお洒落です。
タオディエンを歩き疲れたらぜひ寄ってみてください。

オーダー： 'Light Brown'ベトナムミルクコーヒー 60,000VND(約350円)

夕方からマッサージへ行きシャワーを浴びて、Grabで空港へ。

帰りはANA便です。
日系だと夜発の便が多いので、ギリギリまで遊べるのも魅力！

早めに行って空港でフォーを食べたり、写真の整理などしながらフライトを待ちます。
空港内の免税店はコスメのお店が一つとフードコートやカフェが少し営業していました。

【ホーチミン→東京】
タンソンニャット空港 22:45発→ 羽田空港 6:55着

約5時間半のフライトで、早朝7時に羽田空港着。
羽田は朝だからか空いていて、My SOSの確認などありましたが飛行機を降りてから30分ほどで空港の外に出ることができました。

今回はベトナムの定番観光ではない、現地のお洒落カフェをご紹介しました！
皆様の次の旅の参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

▪️旅の様子はインスタグラムでも発信しています
Instagram: https://www.instagram.com/marina1214/