初めてのアフリカ旅の振り返りと、ケニアツアーに込めた想い

私にとって初めてのアフリカ大陸。

「いつか野生の動物たちを見てみたい。」

と長い間ぼんやりと思っていたことが、ケニアで起業し旅行会社を立ち上げた「オンリーワントラベル」の山田代表との出会いで一気に動き出すことに。彼のケニアへの熱い想いを聞いたときに心を動かされ、これは今行かなくては！と思いました。

とはいえ、私にとっても大きな決断でした。治安であったり、衛生面であったり、不安な点もありましたし、仕事とお金の調整も必要。
でも、実際に旅してみて思ったことは、「なんでもっと早くに行かなかったのだろう」ということ。

今しか見られない景色があって、こんなにも美しく、色々と考えさせられる旅は、人生の中でたくさん出会えるわけでは無いと思います。

今回のツアーでは、サファリの聖地とも言われる「ナクル湖」と「マサイマラ」の２つのサファリを巡ります。

私は、マサイマラ国立公園に入った瞬間のこれまでに見た事のない壮大な地平線を見た時に、涙が出ました。
その他にも、一面が夕日に染まる中現れた象の大群、狩りを終えて満腹で眠るライオン。
もう、言葉では言い表すことのできない感動です。

そして、今回のツアーの全日程で指名させていただいた、ガイド歴20年越えというケニア人で日本語ガイド兼ドライバーのジョロゲさんの優しさや知識の豊富さも、ケニアの魅力をさらに感じる要因になりました。動物の種類や生態を教えてくださったり、鳴き声の通訳までしてくださいます。(笑)

ケニアやアフリカの文化や歴史、そして絶滅危惧されている動物たちの心痛めるお話も教えてもらいました。
ジョロゲさんでなければ、サファリツアーの動物たちも「可愛かった！」で終わっていたと思います。
（気になる方は、Netflixの「アイボリー・ゲーム」を見てみてください。ツアーに参加される方も、事前に見て行かれるのをお勧めします。動物たちを見る目が変わると思います。ですが、かなり心痛めるノンフィクションです。）

旅を通して、社会的な課題を知ることも、大人の旅に必要なことかもしれません。地球上には、もっと知るべきことがたくさんあることを感じました。

余談ですが、アフリカ旅において運転の上手さも重要です！移動が長く凸凹な道も多いので、運転スキルは本当に大切。ここは事前に確認することができないので、このツアーでは安心してご参加ください。

1日だけオプショナルツアーに申し込んで他ドライバーの車に乗ったのですが、運転が荒いし道間違えるしで、ジョロゲさんの素晴らしさを改めて感じたのでした。(笑)

すでにtabimuse宛にお問い合わせもありましたが、女性の旅にまとわりついてくるトイレ問題…

アフリカは広い！車での移動時間が５時間なんてざらにあります。まず安心していただきたいのが、トイレ休憩は随所であります。が、正直に言って、綺麗なものではありません。
常にティッシュとウェットティッシュを持ち歩く必要があります。でも、慣れます。

抵抗がない方は、サファリのど真ん中で用を足すこともできます(笑)。※もちろん動物のいない安全な場所です。私は絶対にするつもりがありませんでしたが、他のツアー参加者の女性たちが全く気にせずに車の後部に隠れて順番にしているのを見て、最初はめちゃくちゃ抵抗がありましたが、後半は私もできるように。もちろんその間ガイドさんは車前方で待機しています。

最初は抵抗があっても、最後はみんな慣れていくとガイドさんも言っていました。アフリカを旅するというのは、そういうことだと受け入れて旅することが大切です。

ケニアのホテルって、どんなイメージがありますか？
私は正直ホテルにはそんなに期待していませんでしたが、本当にセンスが良くて素晴らしいんです。このことも今回ツアー化したいと思った大切な要素です。

ケニアツアーは他の旅行会社さんでもたくさんありますが、サファリに加えてここまで選りすぐりのホテルをホッピングできるツアーは、私が調べる限りありませんでした。

自然と調和の取れたホテル。サスティナブルやエコなどが当たり前に取り込まれていて、新しい「ラグジュアリー」を感じることのできる空間です。

今回プロデュースしたツアーでは、移動しながら４つのホテルにステイするのですが、特に後半のホテルは私にとって忘れられない時間です。

この素晴らしい体験は、自分でアレンジするにはあまりにハードルが高過ぎます。また、一緒に行ける相手もなかなか見つけるのが大変かもしれません。少人数だと費用もかなり上がってしまいます。
だからこそ、ツアーにしようと思いました。

一緒に旅する同じ趣味嗜好を持った者同士で、一生忘れられない体験を共有できるのも、tabimuseのツアーならでは。写真を撮り合ったりしながら、一生の思い出を素敵な形で残してください。

今回、tabimuseのリニューアルに合わせて、どうしても第一弾としてやりたかったのが、「五感で感じるアフリカ ケニアの旅」という理由を少しでもお分かりいただけましたか？

今後もtabimuseでは、私たちが旅して本当に良かったと思える場所や、他の旅行会社にはないようなユニークでテーマのある旅、いつか行きたいと思っていた旅を叶える旅をお届けしていきます。

もし迷っている方がいらっしゃれば…、ぜひ「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本を手に取ってみてください。迷えるということは、行けるということ。きっと、背中を押してくれると思いますよ。

旅という体験を、自分へのギフトに。忘れられない時間となりますように。そして、参加された方は、この感動をぜひ共有しましょう！