スイス旅行ガイド-2024年版!基本情報-
スイスは、その壮大な自然と多様な文化が融合した魅力あふれる国です。
アルプス山脈に囲まれた美しい風景や、歴史ある都市、そして豊かな文化体験が楽しめます!また、比較的治安が良く、国際的なアクセスも抜群。
そんなスイスを旅するために知っておくべき情報をtabimuse編集部が詳しくご紹介します。
まずは旅行先として検討するために知っておきたい基本情報から。
監修:スイス政府観光局
制作:2024年10月
CONTENTS
01位置情報
スイスはヨーロッパ中部に位置し、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸国です。
アルプス山脈が国土の約60%を占めており、雄大な自然景観が広がります。
02時差
日本との時差は-8時間です(夏時間適用時は-7時間)。
夏時間は3月下旬から10月下旬まで適用されます。
03言語
4つの公用語を持つ多言語国家!
ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が話されます。
観光地では英語も広く通じ、主要都市や観光施設では英語でのコミュニケーションも可能です。
04物価
スイスは人件費が保障されている国のため、人の関わるサービスは料金が高めです。
ただし、高水準のサービス、治安や安全性、チップが不要、充実の朝食、どこへでも公共交通機関で行ける(タクシー不要)、水質が高く水道水が飲めるなど、旅行全体のコスパは工夫次第で良いものになります。
レストランの食事の量は多めなので、オーダーを工夫したり、1食は軽食にするなどで十分です。
リーズナブルなスーパーのお惣菜や飲み物もトライしてみましょう。特にビール、ワイン、チーズは日本より安価です。
コインロッカーや自動販売機などを除き、ほぼキャッシュレスで、小額からクレジットカードが利用可能です。
05通貨や税金
通貨はスイスフラン(CHF)。2024年10月現在は1CHF、170円程度です。
税金については付加価値税(VAT)が通常8.1%、一部の食品や書籍には2.6%の低い税率が適用されています。観光客は免税手続きが可能です。
06年間の天気と服装
山岳地方は異なりますが、気候・気温ともに日本とそれほど変わりません。
北海道や軽井沢、八ヶ岳などの高原リゾートをイメージして準備しましょう!
夏(6月〜8月)
涼しい朝晩には軽めのジャケットが必要です。
冬(12月〜2月)
山岳部ではさらに寒く、スキーやスノーボードが楽しめます。
春と秋(3月〜5月、9月〜11月)
天候が不安定で、軽いコートやセーターが必要です。
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07エリア紹介と滞在目安
スイスはミニチュアヨーロッパといわれるほど、小さな国土の中には、雰囲気の異なる風景や文化がつまっています。
今回は観光におすすめな4つのエリアをご紹介。
チューリヒ
ドイツ語圏。歴史的建造物の並ぶ旧市街とトレンド地区での最新デザインが融合したスイス最大の都市で、感度の高いショップやレストランが溢れています。
滞在目安:2~3日
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ジュネーヴ
フランス語圏。フランスと国境を接するレマン湖がシンボル。
国連欧州本部や国際機関が多く、時計見本市なども開かれることから、高級ホテルや高級時計店が軒を連ねます。
滞在目安:2~3日
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インターラーケン
ドイツ語圏。かつてアルプスのパリと呼ばれた、ユングフラウ地方のアルプス観光の玄関口。
世界遺産でアルプス最大の氷河アレッチ氷河を望むユングフラウヨッホへの観光がハイライトです。ゆっくり滞在してアルプスハイキングやスキーを楽しむのがおすすめです。
滞在目安:2〜3日
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ツェルマット
ドイツ語圏。名峰マッターホルンの麓の環境にやさしいカーフリーリゾート。
ハイキングやスキーをなどをアクティブに楽しみながら、伝統的山岳リゾートの風情と洗練されたリゾートライフが体験できるスイス屈指の人気リゾートです。
滞在目安:2~3日
08旅行日数と費用のポイント
スイス国内を2〜3ヶ所周遊する場合は、現地で1週間くらい滞在するのがおすすめです。
夏のハイシーズンは最も料金が高く、各地も混雑しホテルや鉄道座席の予約が難しいこともあります。
春、秋、冬などのフライトやホテルがリーズナブルな時期に渡航するのが、ストレスフリーにサステナブルでスマートな旅を実現する鍵です。
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以下からは渡航に関する情報をご紹介します。
09渡航方法
日本の成田からスイスのチューリヒへはスイスインターナショナルエアラインズの直行便が運航しています。往路約14時間、復路約12時間です。
その他、各地からの経由便も便利です。フランス、ドイツ、イタリア、オーストリアなど、スイス周辺の欧州諸国からは数多くの国際列車が乗り入れしており、近隣諸国から鉄道での入国も可能です。
10渡航に必要な手続き
11電圧とプラグ
スイスの電圧は220〜230V、周波数は50Hzです。
プラグはCタイプおよびJタイプが一般的で、日本のAタイプとは異なるため、変換アダプターが必要です。
12通信
スイスではWi-Fiが多くのホテルやカフェで利用可能です。
SIMカードも空港や市内で簡単に購入でき、プリペイド式で使用できます。アプリで簡単に手続きができるeSIMも利用できます。
主要な通信キャリアにはSwisscomやSunriseがあります。
13おすすめアプリ
スイス旅行を快適に楽しむためには、以下のアプリを事前にダウンロードしておくと便利です!
🎫 SBB Mobile
スイス国内の鉄道やバス、トラムの時刻表やチケット購入に便利なアプリ。
リアルタイムの情報やルート検索、オンラインでの乗車券購入が可能で、旅の移動をスムーズにサポートします。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
ℹ️ Swiss Travel Guide
スイス全土の観光スポット、アクティビティ、イベント情報を提供するガイドアプリ。
オフラインマップ機能付きで、データ接続がない場所でも活用可能。観光プランを立てる際に重宝します。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
🚃 Citymapper
スイスの主要都市での公共交通機関利用に便利なアプリ。
チューリヒやジュネーヴなど大都市で使え、バスやトラムの路線をわかりやすく表示。オフラインでも利用できる機能があり、迷うことなく移動できます。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
📍 Google Maps
世界中で使える定番の地図アプリ。
スイス内でも交通情報や飲食店のレビュー、観光スポットの検索に便利。オフラインマップをダウンロードしておけば、インターネット接続がなくても使えます。
☀️ Meteo Swiss
スイスお天気アプリ。
訪問予定地を登録して使うと便利です。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
🚞 Grand Train Tour Switzerland
スイス絶景ルート鉄道案内アプリ。
日本語でルートの見どころを案内してくれます。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
🍴 Spotted by Locals
現地の人がおすすめする観光地やレストラン、カフェなどの情報を得られるアプリ。
観光ガイドブックには載っていない、ローカルならではの隠れた名所やおすすめスポットが見つかります。
Apple Storeでダウンロード
Google Playでダウンロード
💳 Revolut
海外旅行時のキャッシュレス決済や為替レートの確認に便利。
スイスフランやユーロなどの外貨をリーズナブルな為替レートで管理し、現地でカード払いがスムーズに行えます。
14注意事項
スイスでは公共の場での静粛さやマナーが重視されます。特に夜間の騒音には注意が必要です。
また、チップは基本的にサービス料込みですが、特別なサービスには10%程度のチップを渡すと良いとされています。
15スイスでのWish List ♡
tabimuse編集部がスイスで叶えたい5つのことをご紹介します。
☑️ 本場のチーズフォンデュを食べたい!
スイスの名物といえばやっぱりチーズフォンデュ!アルプス地方の家庭料理で、溶けたチーズにパンや野菜をディップして楽しむのが定番です。チーズは白ワインで溶けて、濃厚な味わいが魅力です。
せっかくなので、山岳リゾートでその雰囲気と一緒に味わってみてください。
☑️ 登山鉄道で絶景を眺めてみたい!
スイス旅行で登山鉄道の旅は外せません。
登山鉄道は展望台などへのアクセスや、ハイキングやスキーの足として使われていますので他の予定と合わせて路線を選ぶのもおすすめです。
☑️ 大自然の中をハイキングしてみたい!
スイスアルプスには、ハイキングコースが初心者から上級者まで数多く整備されています。
特に6月〜9月がベストシーズンで、天気も安定していて、豊かな緑と澄んだ空気が楽しめます。グリンデルワルトやツェルマットのコースが人気です。
☑️ スイスワインを楽しみたい!
スイスワインの最大の魅力はオンリーワンの味わいです。
他のワイン大国ではほとんど栽培されていないぶどう品種を使い、エレガントさや、深い味わいのワインが多く造られています。
ほぼ全土で作られており、それぞれに魅力があります。
特に、レマン湖畔に広がる世界遺産のぶどう畑ラヴォー地区を散策しながら地元ワインを味わってみれば格別だと思います。
国外に輸出されているのはわずか1.5%ですので、スイス滞在中にぜひ楽しんでください。
スイスワインについてはこちら
☑️ チョコレートを食べ比べてみたい!
スイスはミルクチョコレート発祥の地として有名な地域です。
旅をしながら老舗ブランドや人気店などのチョコレートをゲットして食べ比べてみてはいかがでしょうか?
チョコレート好きの方はスイスで最も古い伝統を誇るチョコレート・ブランド『カイエ』の工場を訪ねる鉄道旅行に出かけるのもいいかも!
チョコレート・トレインについてはこちら
16まとめ
いかがでしたでしょうか?
tabimuseではチューリヒのモデルコースもご紹介しています。ぜひそちらもご覧ください。
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- tabimuse編集部tabimuse編集部
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