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【tabimuseストーリーvol.1】会社員だった私が、大好きな旅を仕事にしようと決意した瞬間
tabimuseのプロデューサーの野々村です。
今日から何回かに分けて、tabimuseが誕生したきっかけについて綴りたいと思います。
29歳のときにリリースした tabimuse。
気づけば12年目を迎え、オンラインメディアとしては、かなり“老舗”の部類に入ってきました。笑
会社員として働いていた20代に海外旅行にハマり、気付けば、私は休みのほとんどを旅に費やしていました。
今回のシリーズでは、私がどうやって起業し、旅を仕事にしようと思ったのか。
そして tabimuse がどんな背景で生まれたのか。
その一部を少しずつお届けしたいと思います。
CONTENTS
01tabimuseの構想がひらめいた、ラッフルズホテルのプールサイド
「ラッフルズホテルがフィリピンに出来たから行ってみよう」
と友人と出かけた旅行。
プールサイドで至福の時間を過ごしていた時に、
“旅通な女性たちがどんな旅をしているか見てみたい。そんなメディアがあったらいいのに”
と思いました。
当時メディアはまとめ記事の全盛期。
旅行先の情報をGoogleで検索しても(当時まだInstagramが無い時代)、
“●●3選”のような、行ったことのない場所について、顔の見えないライターがフリー素材の写真を使い、SEO目的で書かれた記事が溢れていました。
でも私が知りたかったのは、旅通な女性たちのこだわりが詰まった旅情報、顔が見えて、その人の旅の感性や世界観が伝わる情報でした。
それが、どこにもなかった。
「だったら、私がつくってみよう。」
こう思った瞬間が、tabimuseの最初の一歩になりました。
02企画書を作って、プレゼンの日々
何から始めたらいいんだろう...
起業どころか、メディアというものがどうやったらできるのかも知らないところからのスタート。
まずは頭の中にある構想を、誰かに伝えられる形にしようと、企画書を作ってみることに。
これは、前職で企画部にいた経験が大きく役立ちました。
今思えば、中身が薄く、「よくこれで“いこう!”と思えたな...」という恥ずかしい内容ですが、当時の私にとっては100点の企画書だったんだと思います。笑
その企画書をひっさげて、まずはこのメディアを作ってくれる人や会社を見つけるために、たくさんの人に会ってプレゼンしました。
「ニッチ過ぎて、誰が見るの?」
「海外旅行に行かないからよく分からない」
「旅行メディアはすでに沢山あるよ」
この3つは、本当によく言われたものです。
不安になることも何度もありましたが、ニッチでも、きっと同じように素敵な旅情報を求めている人がいると信じて、たくさんの方にプレゼンしました。
そしてついに、「いいですね、作ってみましょう。」と言ってくださる制作会社と出会うことができました。
機能面を整理すると半年くらいで作れるということで、そこから本格的な準備がスタートしました。
03こだわりの詰まったコンセプトと “MUSE”探し
準備期間で最も時間を費やしたのは、“MUSE”を探すこと。
MUSEとは、自分らしくこだわりの詰まった旅を楽しんでいて、写真や文章を通してその経験を共有したいと思っている女性たち。
自分自身が、“この人の旅の詳細を教えてほしい!”と思える素敵な女性に
こだわりました。
「顔の見える、素敵な旅情報が詰まったメディアを作りたい。
あなたに“MUSE”として参加していただきたい」
想いを込めたDMを送ると、驚くことに、
多くの方が快くお返事をくださり、
「私もそんなメディアを求めていました!」という声までいただきました。
その一通一通が、私にとって大きな自信につながりました。
04最初の一歩は、情熱と行動力のみ
随分と端折りましたが、tabimuse はこうしてスタートしました。
私の情熱とこだわりを詰め込んだ場所。
今振り返っても、あの頃の行動力は本当にすごかったと思います。笑
でも、そこまで夢中になれたのは、
「tabimuseを作りたい」
「こんなメディアがあれば、旅初心者やプランニングが苦手な人も、もっと素敵な旅が叶うはず」
この強い気持ちがあったからです。
そんな泥臭いところからスタートしたtabimuseも丸12年を迎え、これまで本当に素敵なMUSE、そして読者の皆さんと出会うことができました。
オンラインメディアの枠を超えて、“旅を愛する女性たちのコミュニティ”ができていることは、他メディアにはないtabimuseのユニークなポイントだと思っています。
05tabimuseの新しいチャレンジ
現在tabimuse では、私と同じように、“大好きな旅を仕事にしたい” という女性に向けて、オンラインスクールを立ち上げる準備を進めています。
これまで、tabimuse、そして私個人にもたくさんの方々にキャリアや人生のお悩みをいただいてきました。
“旅を通して、人生を豊かにしていく”
というコンセプトを掲げるtabimuseの次なるステージとして、皆様の声を聞きながら形にしている最中です。
名前は “hervoyage(ハーボヤージュ)”。
女性たちが、人生という名の大きな航海に出るきっかけとなり、そのための知識やスキルが身につくような、そんな場所を目指して。
詳細はLINEでお届けしていきますので、
ぜひ登録していただけたら嬉しいです。
次の記事もお楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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MUSE

- 野々村 菜美tabimuseプロデューサー
tabimuseのプロデューサーやっています。 リゾートホテルが大好きで、何もせずにプールサイドでのんびりするのが至福です。
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