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マカオ

賢い旅のデスティネーション「マカオ」の最新情報をマカオ政府観光局長にインタビュー

2泊3日の週末トリップで、ラグジュアリーとローカルを織り混ぜながら自分らしい旅を賢く叶えることができる旅先として、コロナ前より人気のデスティネーションだったマカオ。

円安や物価高、飛行機の燃油高騰などで海外旅行のハードルが少し上がってしまっている今、マカオの現状はどうなっているのでしょうか…?

先日、イベントで来日中のマカオ政府観光局のマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長を、tabimuseプロデューサー野々村が独占インタビューさせていただきました。

この記事ではお伺いしたマカオの最新情報をもとに、限られた時間とお金を上手に使って旅したい読者のみなさんにおすすめのマカオ旅をご紹介します!

Supported by
マカオ政府観光局

01マカオの基本情報

日本から直行便で約5時間半で行けるマカオは、週末を利用して行ける海外渡航先として人気のデスティネーションです。
直行便は現在東京、大阪 - マカオ間で運航中。
マカオ航空からは福岡との直行便の運行再開も発表されており、今後ますます気軽に行けるように!

およそ400年にわたりポルトガルの領地だったこともあるマカオの公用語は、中国語とポルトガル語。
ですが街中では英語が問題なく通じます。

色鮮やかなポルトガル統治時代の面影と、活気あふれるアジアの街角が混ざり合い、マカオは異国情緒満載!
わずか33k㎡の小さな都市の中に、30か所もの世界遺産やきらびやかなカジノ、多くのラグジュアリーホテルに最先端のアトラクションなどなど、さまざまな見どころが凝縮しています。

「東洋と西洋の文化、そして歴史あるものと新しいものが混じり合った多様な文化を楽しめるところが、他のアジア都市、アジアリゾートにはないマカオの大きな魅力です。
建築物や生活様式など、様々なところでその影響を感じていただけることでしょう!」
(マリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長)

02ここ数年で変わったマカオの最新情報をアップデート

新旧のカルチャーが楽しめるマカオでは、ここ数年でコロナ前になかった最新のアクティビティが続々と誕生しているそう。

その代表的なものの一つが、「teamLab SuperNature Macao」。
チームラボがベネチアン・マカオで2020年からソフトオープンしていた巨大な「身体ごと没入するアート空間」で、2023年のグランドオープンでは新たに3つの大規模な作品空間が公開されました。

8,000株を超えるランの花々が空中に咲くインタラクティブな庭園や、浮遊する巨大な雲に没入する作品など、高さ8mの超巨大なアート空間はとても幻想的でフォトジェニック!

2023年4月には、スタジオ・シティに大型屋内レジャープールもオープンしています。
宇宙をテーマにした屋内エリアには、模擬サーフィンゾーンや高速水上ジェットコースター、 246mもの急流など大迫力のアトラクションが盛りだくさん。

また、香港経由での入国もさらに便利になっています。
これまでも香港国際空港からフェリーに乗り、香港に入国することなくそのままマカオへ行くことができましたが、本数が少ないため時間帯によっては空港で時間をつぶす必要がありました。
昨年秋からは直行のリムジンバスの運行が開始になり、陸路でマカオへ行けるように。
1時間に1本運行され、およそ45分でマカオに到着できます。

現在、空港の所定のカウンターでパスポートとボーディングパスを提示すれば、無料でバスに乗ることができるお得なプロモーションも開催中なので、旅の計画をしている人はお見逃しなく!

03メリハリをつけて理想の旅が叶う!マカオを賢く旅するコツ

こういったプロモーションを活用すること以外にも、マカオには時間とお金を賢く使って旅ができるポイントがたくさんあります。

見どころがコンパクトに集まっていて歩いて巡ることもできるマカオには、ホテルやレストランも、ローカルのものからラグジュアリーなものまでバラエティ豊かに揃い、ピークシーズンを外せばさほどコストをかけずに満足度の高い滞在を楽しめます。

「マカオを訪れたら、私たちの愛するローカルな食事をぜひ試して欲しいですね!」と語るマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長。
実はマカオは、街の中心部が世界遺産に登録されているだけでなく、ユネスコに「食文化創造都市」として認定されているほどの美食都市なのです。

マカオ料理はポルトガル料理をベースに、アフリカ、インド、東南アジア各地など、大航海時代にポルトガルからマカオへ至る航路にあった国々のスパイスや食材、料理法が融合し出来上がったもの。

街中には中国をはじめとするアジア料理やヨーロッパ料理などの美味しいお店が、ミシュランの星付きレストランからローカルなお店まで様々な価格帯で立ち並びます。
滞在中はどのお店に行くか迷ってしまうほど!

またここ数年で、「アンダーズ・マカオ」や故カール・ラガーフェルド氏がプロデュースした世界で唯一のホテル「ザ・カール・ラガーフェルド」などのラグジュアリーホテルがオープンする一方、小規模の素敵なホテルも続々とオープン。

1日目はブティックホテルに泊まって、2日目からラグジュアリーホテルをホッピングして楽しんだり、こだわりポイントにメリハリをつけ、ラグジュアリーもローカルも満喫しながら自分らしい旅を組み立てることができる選択肢の広さも、多様な文化のあるマカオならではの大きな魅力です。

「世界遺産である聖ポール天主堂跡前などの文化施設では、無料のコンサートが行われることもあります。
タイミングを上手に選んで旅行していただければ、費用をかけることなくエンジョイできるイベントも数多くありますよ。」(マリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長)

04週末トリップで叶える理想の旅!マカオおすすめの過ごし方

マカオは日本から近く直行便が多いため、忙しくなかなか休暇の取れない読者の方でも、週末や短い連休を利用して訪れやすいデスティネーションです。

「小さな都市ですので、急ぐ必要がないという点もいいと思います。」と語るマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長のおすすめのマカオの過ごし方は、アフタヌーンティーを飲んだり美術館に行ったりしながら、リラックスして滞在を楽しむこと。

マカオなら、せっかくの休暇に疲れ果てて帰るような旅ではなく、ゆったりと自分の理想のスタイルで過ごしながらも充実した旅が叶います。

「文化に興味があるならば、様々な宗教行事も楽しい体験になるでしょう。
多様な文化の混ざり合うマカオでは、イースターや5月13日の聖ファティマ祭などのキリスト教の祭事が盛大に祝われると同時に、寺院への参拝など中国の宗教行事も体験できますよ。」(マリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長)

涼しく過ごしやすい秋は特におすすめのシーズンだそう。
9月、10月には、マカオの初秋を彩る風物詩「マカオ国際花火コンテスト」が何週間にも渡って開催されます。
コンテストには日本からのチームも参加し、また観客も審査員になることができるため毎年大盛り上がりのイベントです。

「マカオというのはとてもフレンドリーな場所ですしコンパクトな街ですから、急がず、ゆっくりと時間をかけて、自分のペースで旅を楽しんでください。」(マリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長)

05マカオで自分らしい旅を賢く叶えよう

マカオはとてもフレンドリーという言葉をまさに体現するような笑顔で、マカオの魅力を語って下さったマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長。

続々と誕生する話題の新スポットと、昔も今も変わらない多文化の魅力。
インタビューが終わる頃には、今のマカオをこの目で見てみたい気持ちでいっぱいになりました。

様々な文化を柔軟に受け入れ大切にしているマカオでは、どんな人も自分らしい旅の形が見つかるはず。
思い立ったらすぐに行くことができ、時間もお金も賢く旅することができるマカオ。
次の休暇にぜひどうぞ!

MUSE

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tabimuse編集部tabimuse編集部

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