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私の旅を彩る、生涯共にしたいアイコニックな旅アイテムたち

「旅のためのアイテム」って、なんだか贅沢に感じます。

普段の生活でももちろん使えるけれど、あえて”旅先で”使いたい。
憧れの旅や生活を想像するときに、その場にあるであろう”憧れのアイテム”を1つずつ妄想します。

“これがあれば旅がもっと素敵になるかも”
”このアイテムと一緒にあの場所で写真を撮りたいな”

そんな風に、自分の旅をアップグレードするのに”旅を彩るアイテム”は欠かせません。

そしてアイテムにこだわると、使うたびに旅先での思い出も蘇る。
”これ、あの旅のあそこで使ったな”と、その物自体が旅の思い出にもなります。

写真や日記だけではない、旅の大切な思い出。
憧れの旅を叶え記憶に残すために、少しずつ「旅のためのアイテム」を集めてきました。

今回はその中から特にお気に入りを紹介したいと思います。

01ABOUT ME

Sakie Ninomiya:

フォトグラファー

1991年生まれ、東京都出身。
海外取材をメインに活動し、写真を撮りながら各国を回りその土地の魅力を発信。

普段は東京を拠点に、企業のライフスタイルカットや個人のポートレートの撮影、また企業とのコラボイベントやセミナー等を開催している。

02旅先で作る「マイ・スペース」

宿について、一息。そのタイミングで まず1番最初にすることは「マイ・スペース」を作ること。

デスクやキャビネットの上、TVボードなど、移動の導線上にあり、目に入りやすく安心する場所を選んだら、自分のお気に入りのアイテムを並べていきます。

香水、ノート、カメラ、サングラスやジュエリー…厳選したお気に入りを、ひとまとめに置く。慣れない場所でも、お気に入りアイテムが目に入るだけで、なんだかほっとします。

普段、自宅ではジュエリーはジュエリートレイに、その他の小物は”毎日使うBOX”に入れているので、忘れ物がないか、一目でわかるようにしています。

そして、旅先でも自宅のように…と思い迎えたのが、HERMESの「ヴィド・ポッシュ」

柔らかなレザーで、くるくるっと巻けばバッグの中でも嵩張らず、四隅のボタンを止めればどこでもトレーに変身。
私はカメラなども置きたいので、そのままの状態で使用しています。

バッグから色々取り出して部屋に置いておくと、忘れ物をしそうで少し怖いな…という不安も解消できます。

“欲しいな、でも必要ある?”と暫く検討していましたが、これが大正解。

疲れて部屋に戻った時も、とりあえずこのトレーの上に大切なものをまとめて置けば、翌朝もチェックアウトの際も忘れ物をせずに済む。そして、なんといっても上質なレザーの上に置かれたお気に入りの小物を見ているだけで気分が上がります。

旅先でのテンションも、こんな些細なことを大切にして上げていきたいです。


■ポイント
・くるくるっと丸められる持ち運びに便利
・一瞬で”マイ・スペース”が作れる
・トレーの中の小さな世界ですが、素敵なところ

INFORMATION

アイテム

HERMES:ヴィド・ポッシュ

03旅のドキドキとリンクする赤いパスポートケース

先日ウィーンへ旅行中の友人から、「ねぇ、何色が好き?」と、様々なカラーのパスポートケースが映った写真が送られてきました。

パスポートケース、そういえばこの6年ほど同じものを使っていたな…。

旅に出る時、まず最初にバッグに入れるのがパスポート。
バッグの中を見ながら「よし、ちゃんとある!OK!!」と何度も何度も確認するので、旅の中で1番目にする機会が多いかもしれません。

普段選ぶものはモノトーンが多いのですが、バッグの中だけは華やかにしたいな、と、ワクワクするようなカラーを選びがち。

今回友人から送られてきたのは、HERMESのパスポートケース「ターマック」の写真。
ベーシックなブラックやブラウンから青味ピンク、ブルーなどかなり豊富に揃っている中で、迷わず「赤!赤がかわいい!」と即答。ボタンの薄いピンクとの組み合わせに一目惚れしました。

普段、赤って絶対に選ばない色なんです。なんだかドキドキしてしまう。
旅中って、普段より少し大胆になれたり、自分のやりたい!という気持ちに素直になれたりして、ドキドキすることも多いな、と思い。そんな気持ちと、リンクしそう!

このパスポートケースと、これから一緒にたくさん旅をしたいと思います。

■ポイント

  • 薄くて軽い。バッグの中でも嵩張らず、とても使いやす
  • ポッチが淡いピンクで、赤とのコントラストも可愛い
INFORMATION

アイテム

HERMES:ターマック

04早くクタクタになって!と願う、憧れのトートバッグ

いつだかヨーロッパで、使い込んでクタクタになったゴヤールのトートバッグ「サン・ルイ」を肩に下げてお散歩しているマダムを見て、
「あの力が抜けた感じ…かっこいい!」なんて憧れ、ウィッシュリストにイン。

そう思ってから様々な店舗を回れどなかなか出会えず、数年越しに出会えたのは、昨年取材で訪れたモナコ。
ラグジュアリーな国モナコでお買い物なんて、夢のよう!

お目当てのものがあるといいな、と自由時間にいざゴヤールへ。直前にパリの大行列を見ていたので、列もなくすんなり店内に入ることができて拍子抜け。

入ってすぐ目に飛び込んできたのは、クッタクタのサン・ルイを肩にかけているマダム軍団!(4名お揃いで)

なんて素敵なの!!と興奮しつつ、お目当てだったブラックの「サン・ルイ」を探します。

唯一店頭にあったブラックはモナコリミテッドらしく、グリーンとゴールドのペイント入り。
少し派手?と思いつつ、ペイントを入れると手作業且つ乾燥に数ヶ月かかるので、むしろこの場で買えるのはラッキーかも!と思い、初モナコ記念にそのままペイント入りを購入。

結果、2023年のベストバイ上位3位に入るくらい、大のお気に入りになりました。

お気に入りのポイントは、とにかく軽い!もう重たいレザーの大きなバッグなんて持てません。そしてなんでもポイポイ入れられる大きさ。もうミニバッグから溢れることもありません。

使いづらい?と思っていた総柄も、なんだかんだ合わせやすい!
とにかく持っていて、楽で使い勝手も良くて、かっこいい。

いつかあのマダムたちのように、エコバッグ?というくらいクタクタで味のあるバッグにしたいと思います。

■ポイント

  • 軽い!大きい!お手入れしやすい!
  • 寒い機内へ持ち込む大判ストールも入るので機内バッグにも
  • サイズは大きいですが入れるものが少なければ、いい感じにくたっと身体に馴染む
INFORMATION

アイテム

Goyard:サン・ルイ

05お気に入りを詰め込む、とっておきのポーチ

正直、旅の準備が得意ではありません。

すごく時間がかかるのに「直前でいいや。」と先延ばしにして当日焦る…というのがお決まり。
いくら旅に慣れていても、なぜだか準備って時間がかかりますよね。(私だけ?)

じゃあ、旅の準備を楽しく進めるには?と考えていたら、閃いたのです。
「色々詰め込むためのポーチを、とっておきのものにすればいいのでは?」と。

ポーチにしてはいい値段だな…と思いながら、これで旅支度が捗るならばと、ずっと憧れていたLouis Vuittonの「ニース・ミニ」を旅の相棒に迎えました。

購入してからまだ旅に出ていないので使い勝手はなんとも言えませんが、置いているだけで、テンションが上がる佇まい。

ポーチだけど、なんだか”ポーチ”という言葉で片付けられないような。こんな素敵なポーチなら、中に入れるものもより厳選したい。
(軽くて楽だから、と試供品のパウチなどに頼らないで…。)

旅に出たら、素敵なバスルームにこちらを置いてルンルンと朝の支度をしてみたり、ホテル内でのちょっとした移動の時に、バッグに入れるまでもないリップやカードキーなんかを入れて、食事やプールサイドにいきたい。
ホテル内ではリラックスしたいので、しっかりめのバッグよりこれくらいの方が気楽でいい。

そんな妄想をしながら、次の旅先を決めたいと思います。

■ポイント

  • 佇まいが美しい
  • ポーチだけど持ち手が付いているので、ちょっとした移動にも便利
  • 長く愛用して、持ち手を飴色にしたい
INFORMATION

アイテム

Louis Vuitton:ニース・ミニ

「次の旅で使いたいから」なんて自分に言い訳しながらお買い物するのも、楽しい時間。

”このジャケット、イタリアで着たい!”
”このハット、アフリカのサファリで被りたい!”

なんて、まだ旅の予定もないうちから旅先の妄想ショッピングをしてしまいます。

ということで、妄想で終わらせないために今年はミラノとケニアへ行く予定!
旅に出るきっかけや旅先を選ぶ基準はそれぞれですが、「旅のためのアイテム」に後押しされて、次の旅先を決めのもいいのでは。

これからも特別な旅をさらに彩るために、こつこつとお気に入りの旅アイテムを集めていきたいと思います。


MUSE

この記事を書いたライターのプロフィール画像
SAKIEトラベルインフルエンサー/フォトグラファー

様々な国を旅し、旅系媒体・旅行会社等とコンテンツや記事を作成、フォトグラファーとしても活動。また、イベントの空間ディレクション、コンサルタント、他にタブロイド紙でのコラ...

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