パリでの街歩きモデルコース 【パリ在住MUSEがお届け- coco in Paris vol.3 -】
Bonjour ! パリ在住cocoです。
今回のテーマは〝カメラと旅するノスタルジックな街歩き〟
ファッションの街、美食の街、芸術の街として常に新しいものを取り入れ、世界中の人を魅了し続けるパリ。
でもこの街は〝モダン〟という言葉より〝レトロ〟という言葉がしっくりくる。それはきっとフランス人の古き良きものを大切にするスピリットがこの地に強く根付いているからでしょう。
パリの街を象徴する美しいオスマニアン建築のアパルトマンに、100年以上も前から変わらずあるカフェやレストラン。そんな光景を見ていると、この街には不思議とどこか遠い昔の懐かしさを感じさせる魅力があります。
今回はノスタルジックなパリのスポットをぎゅっと詰め込みました。是非、一緒にパリをお散歩しているような気持ちで読んで頂けると嬉しいです。
CONTENTS
01まずは歴史ある「オスマニアン建築」に注目してみて
オスマニアン建築は、19世紀半ば、フランスのパリで大規模な都市再開発の一環として建てられた建築スタイル。
5〜6階建てで、全体的に均整の取れたファサードが特徴的です。
建物の外壁には、主にクリーム色の石灰岩が使われており、これがパリの典型的な街並みの美しさを生み出しています。
パリの街中でご覧いただけますが、 パリの象徴的な大通りであるシャンゼリゼ通りや洗練されたカフェやショップが並ぶマレ地区などが写真を撮るにはおすすめです!
私もパリに住んで5年。〝パリに住んでいる〟なんて素敵なイメージですが、この国は日本のように便利で何事もスムーズに進むなんてめったにない。とにかく大変なことばかりで頭を悩ませる日々…
でもそんなパリに恋をし続けるのはきっとこの美しい景色がいつも目の前にあるからかもしれません。そして、きっとパリを訪れた誰もが同じことを感じているでしょう。
02Netflixドラマにも登場「パレ•ロワイヤル」で主人公気分を味わって
お散歩の始まりは1区にある歴史的建造物パレ•ロワイヤルから。
Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』の撮影スポットとしても話題を呼んでいるスポットです。
パリにはチュイルリー、リュクサンブールなど数々の有名な公園があるのは皆さんご存知ですよね。
パレロワイヤルは〝公園〟という感覚とはまた違い、〝庭園〟という言葉がまさにしっくりくる場所。それは、この場所がかつて王宮だったからなのです。
美しい回路に囲まれた庭園はパリ市民の憩いの場で、犬を連れて散歩をしたり、ベンチに座ってコーヒーを飲んだり、噴水を見ながら読書をしたり…それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
ダニエル•ビュランのアート、美しい黒白の円柱はインスタスポットとしても有名ですよね!
ドラマの主人公のようにポーズを決めてぜひ写真を撮影してみてください。
- INFORMATION
Palais Royal
📍2 rue de Montpensier 75001
03「Café kitsune」でコーヒーをテイクアウト!気分はすっかりパリジェンヌ
パレ•ロワイヤルの回路にあるパリジェンヌに大人気のカフェCafé kitsuneでコービーをテイクアウトをしましょう。
今やパリだけでなく世界のホットスポットに店舗を展開しているCafé kitsuneですが、一号店はこのパレ•ロワイヤル店だったとご存知でしたか?
可愛いカップはついつい写真を撮りたくなってしまいますよね!kitsuneのロゴマークシェイプのクッキーも美味しくておすすめです。
- INFORMATION
Café kitsune
📍51 Gal de Montpensier, 75001
04パリの美しい風景を「ポストカード」で持ち帰ろう
パリの美しい風景がそのまま切り取られたかのような、ポストカード。
ルーブル美術館にエッフェル塔、ノートルダム大聖堂に、セーヌ川、「あ!この絵はあそこね!」「そうそうこの場所に行った」なんて、旅が終わってからもパリの思い出に浸れる素敵なカードです。
大切な方にメッセージを書いたり、額にいれて飾ったり…♡素敵な思い出になります。
こちらのポストカードは本屋さんなどいろいろな場所で販売されています。
- INFORMATION
Librairie Delamain
📍155 Rue Saint-Honoré, 75001
05「Café Marly 」でルーブル美術館を眺めながら優雅な時間を
世界最高峰といわれるルーブル美術館。
時を経て今もなおこの地を訪れる人たちを圧倒させています。
そんな美しいルーブル美術館の建築とガラスのピラミッドを眺めながらお食事を頂けるのがCafé Marly 。食事の利用は際は事前に予約をされることオススメしますが、もちろんカフェのみの利用もOK。
旅の思い出に優雅な時間を過ごすのはいかがでしょうか?
- INFORMATION
Café Marly
📍93 Rue de Rivoli, 75001 Paris
06「パサージュ」でノスタルジックなパリに触れよう
さて、お腹もいっぱいになったので、今度はパリの有名なパサージュ巡りをしましょう。
パサージュとはフランス語で通り抜け、通路という意味。100-150年も前に作られた薄暗い通路には古本屋、手芸屋、雑貨店に切手専門店、そしてカフェなど個性的な老舗店がたくさん入っています。
美しい天井にデザインが素敵なタイル、そしてずっと昔から残っている看板、まさにノスタルジックな世界が広がっています。
- INFORMATION
オススメのパサージュ
Galerie Vivienne - パリで最も美しいと言われるパサージュ
Passage Jouffroy - 個性的なお店が多くよく賑わっているパサージュ
07パリ最古のカフェ「Verlet」でアンティークな空間に癒されて
さて、たくさん歩いた後はカフェタイムにしましょう。
美しい緑の外観にきっと誰もが目を留めてしまう、そう、ここはパリ最古といわれる自家焙煎のカフェVerlet。
美味しいコーヒーの香りにつられ、店内に一歩足を踏み入れると、そこには一瞬にして気持ちがタイムスリップしてしまうほどお洒落な空間が広がっています。
カフェだけでなく宝石のように並ぶスイーツも人気です。
- INFORMATION
Café Verlet
📍256 Rue Saint-Honoré, 75001
08「Astier de Villatte」で心ときめく食器を探そう
Verlet の向かいにはパリで大人気の食器店Astier de Villatte。
パリにショップとアトリエを構えており、ハンドメイドで作られる白の陶器を中心に香料製品やステーショナリー、家具を生み出しているブランドです。
店内に入ると壁一面を埋め尽くす白の食器がお出迎え。真っ白ではなく、どこか素朴な白。完璧ではなく、少し不揃いなフォーム。それがこのブランドの魅力です。
とても繊細で美しく、なんだか美術館でアート作品を見ている気分に陥ってしまうほどなんです。
私自身もフランスに引っ越した記念、結婚記念日30歳の誕生日、我が子の誕生記日など大切な記念日に1枚ずつ集めています。
凛として並ぶ数々の食器から運命のものを選ぶ瞬間はなんとも言えない喜びです♡
「飛行機に乗って持ち帰ります」と伝えると割れないようにしっかり包んでくれます。
- INFORMATION
Astier de Villatte
📍173 rue Saint Honoré 75001
09夜のパリも楽しんで
ノスタルジックなパリの光景といえば、夜のパリが欠かせません。
日が沈み、空が薄い紫やピンクに染まり始める頃、エッフェル塔やセーヌ川沿いの景色は、昼間とはまったく違った表情を見せます。特に、街の街灯にひとつひとつ光が灯る瞬間は、まさにパリならではの幻想的な光景です。
エッフェル塔が輝きだす瞬間、街全体が優しい光に包まれます。
セーヌ川のほとりを散歩しながら、橋の上から眺める景色は、まるで映画のワンシーンのよう。
夜のパリは、ノスタルジックな感覚とロマンチックなムードが交錯する、他では味わえない特別な瞬間を提供してくれるのです。
10まとめ
お楽しみ頂けましたでしょうか?
次回の記事では〝カメラと旅するノスタルジックなパリの街歩きpart2〟として古くから残る老舗カフェ、ノスタルジックなフォトスポット、素敵なデザインのお土産が買えるお店などをご紹介したいと思います。
MUSE
- Cocoパリ在住2児のママ
幼い頃から海外旅行好きの両親と様々な国を旅し、フランス人の旦那さんとの結婚を機にパリに引っ越す。 現在は子ども達と一緒にフランス国内やヨーロッパの旅を楽しんでいます。
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